夏、マンションのベランダによしずの日よけは効果的?
涼しそうで、簡単そうだけど・・・。
でも、取付け方って?立てかけるだけでいいの?
風で飛んじゃったりしない?
などお悩みの方~ぜひ参考にしてみてくださいね。
夏のベランダによしずの日よけ
夏、陽射しが差し込むベランダはたまらない暑さですよね。
遮光カーテンをつけていても、しのげない暑さ・・・わかります。
うちは、朝日が差し込む東向きだったんですが、夏は早朝から暑さで寝ていられませんでした。
とにかくこの陽射しをどうにかしないと!と試案しました。
サンシェードやスクリーンなども考えてみましたが、マンションのベランダにつけるのも大変そうだしな~と。
賃貸マンションでしたし、傷もつけられないし・・・。
そこで「よしず」って、立てかけるだけ?簡単そうじゃない!?と思ったんです。
安易な考えですが(笑)
【夏のベランダによしずの日よけは?】
早速、ネットやホームセンターで色んなものを物色してみました。
サイズや色も種類がありましたが、マンションのベランダです。
一軒家のようにスペースがあるわけじゃないし、斜めに(角度も余裕ないし)立てかけるだけで大丈夫なのかしら?
うちは、4階だったので、風も心配でした。
ですが、あの暑さには耐えられずに購入してつけてみました。
最終的な感想は、「とっても快適!」でした。
陽射しはさえぎれたし、近くのマンションからの目隠しもできました。
(目隠しは、期待以上で嬉しかったですね。)
体感的な温度は、だいぶ違いましたよ。
そのうえ、風は通るんですよね~♪
エアコンの室外機の暑さ予防にもなりましたから、節電にもなったと思います。
でも、結局のところ「よしず」の効果はどんなものなんでしょうか?
「よしず」について、もっと詳しく見ていきましょう。
夏のベランダによしずは効果的?
「よしず」とは
葦(あし)という植物が原料となっています。
水辺で育つ植物で、日本の産地では琵琶湖や淀川なんかが有名です。
しかし、最近は国産のものは高価で、ほとんどが中国からの輸入になっています。
その葦をシュロ糸で編んでつなげて作られています。
シュロ糸は、ヤシ科の植物が原料で、耐久性があり水にも強く腐敗しにくい糸です。
【夏のベランダによしずは効果的?】
よしずをベランダに立てかけておくと、陽射しと熱をかなり遮断してくれます。
しかも、スクリーンなどと違って、よしずは風を通してくれるので気持ちいいんです。
また、よしずの原料である葦は、吸水力があります。
よしずに直接、打ち水する(水をかける)ことで葦が水を吸い、その水分が蒸発するときの気化熱により温度がかなり下がります。
一段と涼しく快適にすることができますよ!
それに、よしずって見た目にも涼し気ですよね。
まさに日本の夏って感じで♪
植物なんかとのコラボもよく合いますよ!
植物に水をあげるついでに、よしずにも水をかければ一石二鳥です。
それでも、窓を閉めてエアコンをつけないと耐えれない日(時間)もあります。
そのエアコンの室外機も、よしずが太陽の熱から守ってくれるので節電効果があるんです。
エアコンの室外機ってだいたいベランダにありますよね。
陽射しで熱をもち、けっこう熱くなっています。
室外機に余計な熱がこもるれば、電力消費が増えてしまうので気をつけましょう。
よしずで陽射しをさえぎれば、家計にも環境にも優しい、うれしい効果が期待できます。
ここで注意!
※よしずを室外機に直接密着させないようにしましょう。
ぴったりくっつけると、余計に熱がこもってしまいますし、故障の原因にもなってしまいます。
前章でも話しましたが、うちでは目隠しにもうれしい効果がありました。
4階だったので、歩行者や車からの視線などは気にならなかったんですが、近くのマンションやビルの窓からの視界に入ってしまうのが嫌でした。
よしずをつけてからは、すっかり気にならなくなり、窓も開けて過ごすことも多くなりました。
夜は室内が明るくなるので、虫よけもかねて、レースのカーテン&網戸はしてましたけどね。
それでも、風は入ってきましたよ。
以上のことから、私は「よしず」はかなりおすすめします!
ただ、ベランダの大きさにもよりますので、その取付け方も見ていきましょう。
夏のベランダによしず、その取付け方は?
マンションのベランダに取付けるとなると、大きさが気になりますね。
ベランダの幅や高さなどは、ちゃんと測っておきましょう。
せっかく買ってきたのに、「立たない~!」なんてことになったらショックですから。
また、けっこう重いですし、かさもあるので運ぶのが無理そうなら、ホームセンターに頼みましょうね。
ネットの場合は、玄関まで配達してくれるので助かりますね。
【ベランダによしず、その取付け方は?】
よしずの取付け方は、とっても簡単です。
軒先やベランダの窓に立てかけるだけです。
窓に直接立てかけてはダメですよ。窓が開きません><
窓のサンの上の空間(壁)に立てかけましょう。
他にも立てかけるのによい場所(でっぱりとか)があれば利用してくださいね。
立てかける位置や角度によって、風の通り方もかわります。
窓とよしずが離れている方が、より風通し良くなります。
立てかけるだけなんですが、気をつけたいことがあります。
ベランダに洗濯物を干している方は、洗濯物をよしずの内に干すのか、外に干すのか考えましょう。
ベランダの広さによっては、物干しがあるとよしずが置けないかもしれません。
洗濯物をよしずの内に干す場合は、物干しの高さも気を付けて考えましょう。
また、立てかけるだけで大丈夫なの?
風が強いと倒れてしまわないの?
という点は心配ですよね。
うちは、4階だったので風が強く、台風のときにはかなり激しい風が吹き付けるのでここは悩みました。
そこで、倒れないように固定する方法を見ていきましょう。
よしずの半分くらいの高さの位置に丈夫な紐を通します。
紐を下に垂らして、紐をブロックやレンガ、石などで重しにして固定します。
よしずの足元に直接、ブロックなどをくくりつけておくだけでも大分違いますよ。
それでも心配な場合や風の強い場所は、よしずの上の方も紐を通して、サッシなどに結び付けて固定しておきましょう。
※知人は、空いたペットボトル1.5Lか2Lくらいのに水を入れて、3~4本くらいをガムテープなどで束ねてまとめ、重しとしてつけていましたよ。
空いたペットボトルがあれば、ブロックなどをわざわざ買いに行かなくてもいいので便利ですね。
ここで、例外というか、私は途中で上記とは違う取付け方にかえていたので、その方法もご紹介しておきます。
こんな使い方もあるんだな~と読んでみてください。
うちのベランダは、窓のサンの上に隙間がほとんどなく立てかけにくかったんです。
くくりつけるところもなくて、固定しにくい・・・で悩み考えた末、ベランダの手すりの端から端までよしず2枚を真っすぐに立てかけました。
そして、手すりの下の部分が網みたいになっていたので、そこに細い針金でよしずを固定していきました。
よしずの高さが上の階のベランダと30cmくらい隙間が空くくらいでした。
結果、プライベート空間ができて、とても快適に使うことが出来ました!
マンションのベランダといっても、設計の違いでいろんなケースがあると思うんです。
ですので、自分の部屋のベランダをよ~く観察して、高さや幅も測って、固定のことも考えて臨機応変に対応してくださいね。
よしずのサイズは、尺単位の物も多いです。
1尺=30cmです。
価格的には、ネットで
6尺×6尺 1,598円
7尺×6尺 1,879円
という感じでした。
送料や、サイトでも異なりますので、参考にして探してみてください。
耐久については、一般的によしずは出しっぱなしで使用します。
季節によって取り外したり、環境によっても異なりますが、2~3年で買い替えるくらいと思っておけばいいでしょう。
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地球は、確実に温暖化が進んでいます。
今年の夏も猛暑の予感ですね。
熱中症に気を付けて、この夏も健康に乗り越えましょう!
~~「よしず」をお考えの方に~~~
せっかく買ったものが無駄にならないようしましょうね。
そして、快適に過ごせるように、上手に「よしず」を使ってみましょう!
まとめ
夏のベランダに
よしずの日よけは効果的なんです!
ただ、サイズや取付け方など気を付けて
おうちのベランダを快適になるように工夫しましょう!
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