毎年、梅雨の時期になると心配なのがダニ、カビです。
2016年こそは、早めに防止しましょう!
また、洗濯の嫌なニオイにも注意しましょう!
でも、もしもの時には・・・
そんな時には、除去と掃除についてもぜひ参考にしてください。
梅雨、2016こそダニやカビを防止する
まず、梅雨の時期には、どうしてダニやカビが発生しやすいのでしょうか。
梅雨時期には、雨の日が続きどうしても湿気が多くなってしまいます。
また、気温も上がると、ムシムシと気持ち悪いですね。
しかし、この状況がダニやカビには、と~っても気持ちいいんですね。
<ダニやカビの発生しやすい3つの条件>
・湿度
カビ = 65%以上
ダニ = 70%以上
梅雨時期には、湿気80%以上になる日が多いのです。
・温度
ダニ = 20~30度
カビ = 20~30度
温度もちょうど適しています。
・汚れ
ホコリや人のアカなどが栄養になります。
気温も湿度も上がってくる梅雨時から夏にかけて、環境はダニやカビにとって最適となります。
もし、そこにダニやカビの好物があったら大繁殖!というわけです。
ダニやカビの発生しやすい環境条件がわかったところで、今年こそは、ダニやカビを発生する前に防止しましょう。
【梅雨、2016こそダニやカビを防止する】
梅雨の時期はどうしても窓を開けず、部屋を閉め切ったままにしておくことが 多くなります。
するとホコリがたまりがちになり、そのホコリにダニやカビ菌の胞子がくっついて広がっていきます。
また、除湿しようとエアコンをつけますが、例えば、エアコン内部が汚れているとカビが発生し、そこから吹出す風で部屋中にまき散らしてしまうことに・・・。
ダニやカビの発生も心配ですが、吸い込むとアレルギーやアトピー等の病気の原因にもなります。
他にも、結露しやすい窓際は、窓を伝って結露が垂れていき、サンにたまってカビるなんてこともあります。
ダニの死骸やカビは、アレル物質なので、注意が必要です。
最近は、住まいの気密性が非常に高まっていて、ダニにとって繁殖しやすい環境になっています。
カビ菌も全く同様です。
わずかな量でも、 人体に与える影響が大きいので注意が必要です。
ではまず、主なダニやカビの発生しやすい場所をチェックしてみましょう。
・エアコン内部
結露、通風不足による
・水周り
水蒸気、石鹸カス、栄養分のある汚れによる
・畳
湿気、通風不足による
・窓際のサン
結露、通風不足による
・窓ガラスのゴムパッキン
結露、通風不足による
・押入の中
布団の湿気、通風不足による
・家具の裏など
通風不足による
・じゅうたんやカーペット
食べこぼし、フケ、湿気による
・お風呂
石鹸カス、湿気、通風不足による
・寝具のマットレス、敷布団の裏
汗などの湿気、フケ、通風不足による
など、通気性の悪いところ、湿気のこもりやすいところは、思わぬところにでも発生してしまいます。
最近は、加湿器による人工的な湿気も原因になることもあります。
では、発生しやすいところを中心に防止していきましょう。
「湿度、温度、汚れ」が3大原因ですので、それらを調整することで、ダニやカビの繁殖を極力抑えることができます。
★風通しを良くすること!
しかし、換気は大事ですが、雨の日に換気するとかえって湿度が増しますので、天気と相談しながらですね。
また、雨による影響も大きいですが、 洗濯物を部屋干しすることによってもグンと湿気が増します。
しっかり除湿する必要があります。
押入れやクローゼットなどは、少しでも開けて換気する。
湿気を逃がし通気を心がけること。
★温度と湿度を常にチェックする!
温度計と湿度計を室内に置いてチェックする習慣をつけましょう。
ダニやカビ菌の繁殖を抑えるためには、部屋の湿度を50%を超えないように気をつけたいですね。
室温や湿度が高かったら、エアコンや除湿器をつけるなどの工夫をしましょう。
★こまめに掃除すること!
ダニやカビが喜ぶ汚れを家の中に放置しないことで、繁殖を防ぐことができます。
※繁殖してしまう前に防止することがとても大切です!
梅雨、2016は洗濯のニオイに注意する
梅雨時期は、雨の日続きで、どうしても洗濯物を部屋干してしまうことが多くなります。
【洗濯のニオイに注意する】
この洗濯物による湿気については、前章でもお話ししましたが、これに加えて嫌な生乾きのニオイもすることがあります。
この生乾きのニオイは、カビ菌のせいでもあるのです。
生乾きの嫌なニオイの原因は
・洗濯で落とし切れていない汚れが酸化したもの
・部屋干しで高湿度になり、増殖したカビ菌によるもの
ですので、この嫌なニオイを取るには
・しっかりと汚れを落とす洗剤を使うこと
また、溶けやすい液体洗剤がお勧めです
・部屋干しする時には、湿度をできるだけ下げること
除湿器やエアコンをつけるなど
嫌悪感が高いこの時期ですが、嫌なニオイが解消されるだけでも気分がスッキリします。
嫌なニオイはストレスの一因にもなりますので、なくすことで健康にもよい影響を与えます。
また、湿気により食品の腐敗や、換気不足もありペットのニオイがこもりがちです。
これらより発生するニオイにも注意しましょう。
ニオイが人間に与える影響は、かなり大きいものになります。
脳に危険と知らせ、過度のストレスを与えることにもなるのです。
ただでさえ、この時期は不快になりがちですので、少しでもストレスになる原因は消しておきましょう。
梅雨、2016もしもの時の除去と掃除について
ダニやカビの発生の原因、防止策についてお話ししました。
しかし、わかってはいても忙しい毎日、まめにお掃除するのも難しいですし、体調不良にもなりやすい時期です。
「ああ、カビが生えてしまった・・・。」ということもあるでしょう。
【もしもの時の除去と掃除について】
そんな時、ついつい慌てて拭きとってしまいがちですが、ただ拭きとったからといっても、カビはとっても根が深いものなんです。
生えたばかりのカビなら拭きとってしまえば済むこともありますが、表面だけをきれいにしてもまた「すぐ生えてきた!」となってしまうことが多いのです。
それに、拭くことで余計にカビ菌を広げてしまうこともあります。
しかし、カビを見つけたらすぐに掃除しないと根がどんどん深くなります。
では、カビを見つけたら
<壁や床の場合>
・消毒用エタノールを用意する
消毒用エタノールは、薬局で簡単に購入することができます。
・消毒用エタノールを薄める
エタノールの濃度は
除菌、殺菌 = 80%ぐらい(濃すぎても効果がない)
拭き掃除 = 59%以下
・霧吹きなどスプレーできる容器にいれる
100均のボトルなどでもOK
・薄めた消毒用エタノールをカビにスプレー
このとき、手袋、マスクを着用する
・固く絞った布で拭きとる
取れないようなら、メラニンスポンジを使ってもよい
水を含ませて固く絞った後、カビの部分をこする
・カビ防止のためにもう一度スプレーする
・その後、よく乾かす!
すぐに家具などおかないように
※使った布、スポンジなどには、カビ菌がついています。
漂白洗剤につけてよく洗うか、処分しましょう。
※消毒用エタノールは、アルコールです。
火気に注意!また、換気しながら作業をするようにしましょう。
<畳の場合>
畳は、水拭きすると中まで水分がしみてしまい、余計カビが繁殖します。
また、掃除機で吸い取ってしまうと、掃除機の排気口からカビ菌が部屋中に広がります。
・消毒用エタノールを用意する
消毒用エタノールは、薬局で簡単に購入することができます。
・消毒用エタノールを薄める
エタノールの濃度は
除菌、殺菌 = 80%ぐらい(濃すぎても効果がない)
拭き掃除 = 59%以下
・霧吹きなどスプレーできる容器にいれる
100均のボトルなどでもOK
・薄めた消毒用エタノールをカビにスプレー
このとき、手袋、マスクを着用する
・乾いた布でふきとる
ここがポイントです!
・畳の目にはいったカビは、歯ブラシなどで擦る
・カビ防止のためにもう一度スプレーする
・その後、よく乾かす!
すぐに家具などおかないように
※使った布、歯ブラシなどには、カビ菌がついています。
漂白洗剤につけてよく洗うか、処分しましょう。
※消毒用エタノールは、アルコールです。
火気に注意!また、換気しながら作業をするようにしましょう。
★なるべく、早くから防止すること!
★生えてしまったら、すぐに除去すること!
★除去した後は、よく乾かすこと!
まとめ
2016の梅雨は、ダニやカビを防止して、快適な雨季を過ごしましょう。
洗濯の臭いも忘れずに!
もしもの時にはすぐに、除去と掃除ですよ。
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