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熱中症の対策と脱水症状。ビールはいいの?牛乳はどうなの?

      2016/06/07

暑くなると気をつけなければいけないのが熱中症。

熱中症の対策、また脱水症状について知っておきましょう。

ビールが美味しく、ついついすすんでしまう時期でもありますがビールはいいのでしょうか?

また、最近、熱中症に牛乳がいいとききますがどうなのでしょう?

夏を健康的に乗り切るために、ぜひご参考に!!

  

熱中症の対策と脱水症状

<熱中症とは>

体が発生させる熱と、汗をかくことなどによる熱の放出のバランスが崩れて、体温が著しく上がってしまっている状態のことです。

体は、 基礎代謝や運動によって常に熱を生み出しています。そして、汗をかくなどして自然に体温を調整しています。

しかし、気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いなどの影響で、体温の調節がうまくできなくなることがあります。

そうなると、熱中症を起こす可能性が高くなります。

また、体温調節の機能が低下している高齢者、体温調節の機能が未発達な子供、肥満の人、普段運動をしていない人、暑さに慣れていない人、体調の悪い人などが熱中症になりやすくなります。

【熱中症の対策】

熱中症といえば、水分補給が重要ということは、ほとんどの方が知っている知識かと思います。
それに、塩分の補給も重要だと多くの方がご存じかと思います。
そういう情報の報道が多く広まっていますもんね。

●では、なぜ塩分も必要なの?

運動をすると、大量に汗を流します。その汗と一緒に塩分が出てしまいます。
その後に水だけを飲むと、体内の塩分濃度が低下します。
すると、体は体内の塩分濃度を調整するために、尿などで水分を追い出そうとします。
もし、水分補給をしても、すぐに排出されてしまい水分補給の意味がありません。
再び脱水状態になってしまい、つまり熱中症になってしまうのです。
ですので、運動後は、水分と共に塩分の補給が必要になるのです。
また、塩分と一緒に糖分も摂ると、水分の吸収が良くなるそうです。
スポーツドリンクに糖が含まれているのは、そういう理由からなのです。

●熱中症は、なる前に防ぐことが大切!

熱中症になりやすい状況

<日差しが強い場所>
日中、日差しが照りつける場所では、熱中症が起こりやすくなります。
・海、川、プールなど
・ジョギング、テニス、野球など屋外でのスポーツ
・工事現場などでの仕事中
・農作業、草引きなど屋外で長時間活動をしているとき
・炎天下を通勤、通学途中など

まめに日陰にはいる
日傘、防止、サングラスをつける
水分補修も忘れないなどの対策を忘れずに!

<室内熱中症>
熱中症は、屋外だけではなく屋内でも発症します。
最近、室内での熱中症が増加しています。
節電に対する意識から、エアコンの使用を制限して熱中症になるケースが多くなっています。
部屋の気温や湿度が高く、通気性が悪い環境で発症しやすくなりま。す
・日当たりのよいリビング
・調理中は、温度と共に湿度も上昇するキッチン
・通気性の悪いバスルームなど

忘れずに、空気の入れ替えをしましょう。
また、気温と湿度をこまめにチェックして、空調を調節することが大切です。

<夜間熱中症>
室内熱中症で、とくに夕方から明け方にかけて発症する夜間の熱中症です。
室内熱中症では、このケースも多くなっています。
最近の住宅は、気密性が高く、夜になっても室温が下がりにくくなっています。
節電や寝冷えを考えて、エアコンを切って寝ることも多くなりますが、睡眠中は汗をかくので体内の水分が多量に失われます。

寝る前にコップ1杯分の水を飲む習慣をつけましょう。
パジャマやシーツなどは、吸湿性や通気性が良いものを選びましょう。
エアコンや扇風機で、寝室の気温や湿度を適度に調整しましょう。

また、熱中症の時は、脱水症状になりやすいのです。
では、脱水症状についてみていきましょう。

【脱水症状】

脱水症とは、体にとって必要な体液が不足した状態のことです。
脱水症とは単なる水の不足ではありません。
体から水分が失われるだけではなく、電解質も同時に失われた状態のことです。

●脱水症はなぜ悪いの?

体液に含まれる水分と電解質は、生命の維持に不可欠な働きをしています。
その体液が失われると体にはにさまざまなトラブルが発生します。

水分と電解質が失われると
・水分の喪失 
 血液の不足、血流の低下
  ↓
 集中力の低下、食欲不振

・電解質の喪失
 骨や筋肉から電解質が喪失
  ↓
 脚のつり、しびれ・脱力

●脱水症になりやすい身体
高齢の方
高血圧、糖尿病、心臓あるいは腎臓の持病がある方
利尿薬を内服している方
ここ1年間で脱水症あるいは熱中症になったことがある方
栄養不良の方
肥満の方

●脱水症になりやすい環境
節電を徹底している
一人暮らしの方
気密性の高い住宅に住んでいる
最上階で生活している

●脱水症につながりやすいとき
熱帯夜や真夏日など、猛暑続き
汗をたくさん流したとき
体調不良のとき
ストレスやショックなど、精神的に不安定なとき
生活環境が変わったとき

熱中症も脱水症状にも注意して、未然に防ぐようにしましょう。

熱中症の対策にビールはいいの?

暑い時期には、冷たいビールが美味しいですね。
喉の渇きを潤すためにも、ついついすすんでしまいます。
では、熱中症の水分補給にビールはいいのでしょうか?

【熱中症の対策にビールはいいの?】

アルコール、特にビールは、他のお酒に比べても利尿作用が高いのです。
喉の渇きを潤すために、水分補給にとビールを飲んでも、逆に体内の水分を排出してしまいます。
摂取した水分量よりも、尿として体の外に出ていく水分の方が多くなるということになってしまいます。

そのため、アルコールをたくさん飲むと脱水症状を起こしたり、血がドロドロになったりと危険が及ぶことになります。
熱中症予防にと、ビールを飲んでしまうと、ますます脱水状態になってしまうということです。

したがって、【熱中症の対策にビールはいいの?】はダメ!NGなんです。

反対に、ビールを飲んだ後は、十分な水分補給が必要になります。
アルコールによる脱水症状を治すのに有効なのは、やっぱりスポーツドリンクです。

せっかくの美味しいビールも、飲み方によっては危険に変わってしまいます。

飲み方に注意して、夏の暑い日の美味しいビールを上手に楽しみましょう!

熱中症の対策に牛乳はいいの?

最近、熱中症の対策に牛乳がいいと耳にしたことはないですか?
本当なのでしょうか?どうして牛乳がいいんでしょう?

【熱中症の対策に牛乳はいいの?】

熱中症を起こすと体は脱水状態になり、水分の補給(塩分を含む)が必要になります。
こまめに水分補給することで熱中症を予防しましょうとお話ししてきました。

その水分補給に牛乳が効果的なのでしょうか?

それとは、ちょっと意味合いが違います。
熱中症、脱水症状にお勧めなのは、スポーツドリンクです。

●では、牛乳は?

熱中症の原因は体温調整の機能が正常に働かなくなることです。
日頃から、体温調整の機能の働きを上げておくことで、熱中症になりにくい体を手に入れることが出来るということです。

そこで、牛乳が登場するわけですね。

体温調整の機能を上げるためには、全身の血液量を増やす必要があります。
近年、運動をした後に牛乳を飲むことで、「血液量を増やし、発汗能力もアップさせることが出来る」という研究結果が発表されました。

牛乳には「ホエイたんぱく質」が含まれています。
このたんぱく質を運動の後に摂取することで 血管内に水分を引き込んで、血液を増やす働きをしてくれるのです。
運動をした直後に牛乳を飲むと血液量が増え、その結果汗をかきやすくなって体の外に熱を逃がしてくれやすくなります。
つまり、体温を調節しやい体にしていくのです。

●牛乳の飲み方

30分ぐらいのウォーキングをした後、30分以内にコップ一杯の牛乳を飲む。
普段の血液量も増加しますので、熱中症予防なり、暑さに強い身体を作ることができます。
牛乳が苦手という人は、ヨーグルトやチーズでも効果はありますが、最も吸収が良いのは牛乳なので効果が出やすいのは、やっぱり牛乳なのです。

しかし、暑い日の運動には注意が必要です。
早朝や夕方以降の涼しい時間帯を選んで、体調と相談しながら運動を始めてください。
意気込んで無理をすると、反対に熱中症になってしまいますよ。
また、普段から運動していない人などは、急に激しい運動をすると体に負担がかかりますので、自分でペースを調整しながら始めてみてくださいね。

まとめ

熱中症の対策と脱水症状についてお話ししました。

この夏は、熱中症、脱水症状になる前に対策をとって

健康的に暑さを乗りきりましょう!

また、ビールは上手に楽しみ、

牛乳をかしこく取り入れて

熱中症になりにくい体を目指してみましょう。

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