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七夕には笹ですが竹と違うの?なぜ笹なの?笹の保存と処分について

      2016/06/07

七夕に笹を用意して、短冊を飾り、願い事を・・・。

なんだかロマンチックだし、楽しみですよね。

でも、笹は竹とは違うのでしょうか?

なぜ笹をつかうのでしょう。

また、笹の保存と処分についても知っておきましょう。

  

七夕に使う笹、竹とは違うの?

七夕といえば笹ですよね。
でも、【笹と竹って違うの】でしょうか?

笹と竹は、いずれもイネ科タケ亜科に属します。
外観や生態も似ており、その分類は曖昧で見解が異なっているのというのが本当のところです。

どちらも地下茎で育ち、繁殖する植物で、成長すると茎が木質化するという特徴があります。
また、一度成長しすぎると二次肥大成長はしないという特徴を併せ持ちます。
木であるのか草であるのかさえ明瞭になっていません。

笹と竹を外観上で区別するのは難しいですが、
「笹」は「竹」に比べるとと小型な種類が多いといえます。

「笹」は生育してもタケノコの皮が着いたたままで、ひとつの節から3本以上の枝を伸ばすものがほとんどです。
日本の笹の代表的なもの=ヤダケ、メダケ、クマザサなど

「竹」は生育してタケノコの皮が落ち、ほとんど場合、ひとつの節から2本しか枝を伸ばしません。
日本の竹の代表的なもの=マダケ、モウソウチク、ハチクなど

また、葉の模様(脈)にも違いがあります。
「笹」は並行に葉脈があります。
「竹」は格子状に葉脈があり

まとめますと、
「笹」
・比較的小型
・生育後も竹皮が着いたたまま
・ひとつの節から3本以上の枝を伸ばす
・葉脈は並行
「竹」
・比較的大型
・生育後に竹皮が落ちる
・ひとつの節から2本しか枝を伸ばさない
・葉脈は格子状
ということになります。

七夕に笹を使うのはなぜ?

では、そもそも【七夕に笹を使うのはなぜ?】なのでしょう。

その昔日本では、笹や竹は神聖なものとされていました。
そのため、笹や竹を多くの神事に用いてきました。

笹や竹の持つ生命力
天に向かってまっすぐ伸びる力強さに生命力を感じた。

笹や竹の持つ殺菌力
その殺菌力が魔除けになると考えられていた。

また、風にサヤサヤとそよぐ葉の音に、 精霊や神様が宿ると考えられていた。

以上のようなことから、七夕の行事に笹が用いられるようになったのです。

では、なぜ竹ではなく笹なのか?
それは、七夕の歌でよくご存じ
「笹の葉さ~らさら♪」と歌われていることから、笹のイメージがついてしまったのです。
ですので、七夕に使用するのは、笹でも竹でもいいということですね。

多人数が集まっての行事には、大きな竹
ご家庭で楽しむには、小さい笹
という使い分けでいいかと思います。

七夕に使う笹の保存と処分

まず、【七夕に使う笹】を用意する

「笹」の入手方法

・自分で調達する
田舎の方ですと、近くで目にすることも多いのではないでしょうか。
ただ、土地の所有者の方に許可を得ることは忘れないでください。
たいていの方は、あまり笹にこだわりや関心がなく、快く譲ってくださると思います。

その場合は、できるだけ朝(早朝)の剪定がよいでしょう。
笹や竹の大きさにより、植木バサミ、剪定バサミ、ノコギリなど用意していきましょう。

・花屋さん(スーパー、ホームセンター)で購入する
前もって花屋さんに確認して、予約しておくのが無難でしょう。
笹は日持ちしないため、取り扱わない花屋さんもあります。

・それ以外で用意する
スーパーやホームセンター、100円ショップなどで売られている、プラスチィック製の笹を購入する。
枯れる心配がないですので管理も簡単です。
毎年、使うことができるので経済的です。

そして、それぞれの方法で、「笹」を入手しましょう。
※ただし、「笹」は、日持ちが悪いので、なるべく直前に入手することをお勧めします。

【笹の保存方法】

「笹」は、日持ちが悪いとお伝えしていますが、原則的に「笹」は、水揚げが非常に悪いです。
切った後、そのまま置いておくと、すぐに葉が乾いてカサカサ、パリパリになり落ちてしまいます。

とにかく、水分補給が必要になります。
茎や葉っぱなどから水分蒸発していくのが早いのです。
水につけておくといった方法だけでは少しは長持ちしても、すぐに枯れてしまいます。

・太い竹の場合、一番下の節だけを残してその他の節を抜きます。
その中に水を満たして下さい。
水に、酢、酒、ハッカ、塩水、洗剤などのどれかを数滴入れると水が腐りにくく、水揚げもよくなります。
青々とした状態を長く保存できるでしょう。

・家庭で飾るような小さい笹の場合、酢3水2の割合で作った水に挿しておいてください。
そして水で濡らした新聞紙で、出来るだけ密閉させる(葉などにも)とより効果的です。

葉が枯れて丸まってしまってからでは難しいですが、なるべ早めに試してみてください。
少しくらいなら戻ることもあります。

※以上の保存方法でも、長期間になると、どうしても葉っぱがクリクリになってきてしまいます。
笹を用意するのは、 なるべく七夕の直前にしましょう。
また、自分で切ってくるなどの場合は、早朝が好ましいです。

【笹の処分】

七夕飾りを満喫した後、笹の後始末はどうすればいいのでしょう。

本来は、
7月8日の朝(空の星が消えてから)、地上の川に流します。
天の川に捧げた物を、地上の川に帰すという意味で、川に流すのですね。
また、川がなければ燃やして、煙として天に帰すということもされています。

しかし、現在では、川に流せば不法投棄、環境破壊、燃やせばダイオキシン発生とどちらもできません。
小さく切って、燃えるごみの日に出すのがいいでしょう。

それでは夢がないとういことであれば、短冊や飾りものを笹から外し、白い紙に包んで処分してはどうでしょう。
「白い紙」は神を超える存在で、「包む」という行為は浄化を意味するのだそうです。

また、こんな本格的な処分方法もあります。
神社で燃やしてもらうのです。(お炊き上げという)
「お炊き上げ」とは、短冊に書いた願い事を「欲」とし、これを浄化するために燃やして清めます。
清められた願い事を煙として天に届けてもらうというものです。
ただし、有料になりますし、神社によって多少異なるかと思いますので、一度確認してみましょう。

※ゴミとして処分する場合は、子供の夢を壊さないためにも、見えないところでしてあげましょう。

まとめ

「笹の葉さ~らさら♪」

七夕には笹?竹と違うの?

なぜ笹なの?

また、笹の保存と処分についてまとめてみましたが、参考になりましたでしょうか。

一年に一度の七夕が楽しい行事として、想い出に残りますように。

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